協議会概要

設立趣意書

 我が国においては、住宅の性能(とりわけ住宅内の温熱環境)と居住者の健康が密接な関係にあることはあまり知られておりません。一方、諸外国ではイギリスのように住宅の性能と健康の関係に注目し、省エネルギーの観点のみならず医療費や介護費の削減につながる取組として積極的に関与している国があります。
 ご高承の通り、高齢化社会が進む中で、今後高齢者が自宅で過ごさなければならない可能性が高まってきており、またそれがあるべき姿であります。その為には、住宅の居住性、特に温熱環境に優れた住まいづくりが必要です。
 地域では地域医療や福祉の体制整備は喫緊の課題となっております。「健康長寿な社会づくり」は、もっとも優先されるべき課題であると考えます。この「健康長寿な社会づくり」を、住宅の面からのアプローチで貢献したいと私たちは考えています。
 高齢者が健康で長生きすることで本人とご家族の身体的・経済的な負担を和らげ、木材を使用した性能の高い住宅の新築・改修工事の需要創造で、地場産業でもある地方の住宅関連産業の活性化を促し、健康で長寿であることにより、今後増大が予想される医療費や介護費の削減につなげることで自治体、ひいては地域住民の方に喜んでいただけるものと考えています。
 山形県において、地域の方や医療・福祉業界との連携による高齢者の健康に資する、
そして省エネルギー性をも兼ね備えた質の高い住宅を、地域住宅生産体制により供給することで、医療介護費の抑制、地域経済の活性化を図ることを目的とする「やまがた健康・省エネ住宅推進協議会」を設立するものです。

 

所在地 鶴岡市日枝乙6 親和創建内
設立 2014年6月29日
目的 本協議会は山形県において「健康長寿な社会づくり」を住宅関連産業の面からアプローチし貢献するために設立される。地場業者が出来る限り地域材を使用して「健康」と「省エネ」に関し質の高い住宅を供給するとともに、医療・福祉機関や研究機関等との連携によって、高齢者等の健康にかかるデータの収集・分析等を行い、高齢者等の健康に資する住宅を供給する仕組みを構築し普及することにより、地域の健康と省エネの課題を解決し、医療介護費の抑制、地域の再生と活性化に貢献することを目的とする。
事業 『健康・省エネ住宅』を推進するため、やまがた健康・省エネ住宅推進協議会は、山形県内で以下の活動を行う。

  1. 既存の住宅の性能と高齢者等の健康にかかるデータ、諸外国の実施例、地域の医療・福祉のニーズ等を踏まえた、「健康・省エネ住宅」の推進
  2. 住宅性能の居住者への健康影響等に対する、建築と医学の協力による調査データの収集・分析・比較
  3. 健康・省エネに資する住宅の供給と、地域の医療・福祉と連携した持続的な住宅のメンテナンス体制の確立
  4. 本活動で得られる知見に対しての一般消費者への発信、及び自治体等への提言
  5. 地方公共団体、健康・省エネ住宅を推進する国民会議その他各種団体等との連携による前各号に掲げる事業の推進のための活動及び連絡協議
  6. その他本協議会の目的を達成するために必要な事業
役員
会 長
長谷川 兼一 (秋田県立大学システム科学技術学部 建築環境システム学科 教授)
副会長
佐藤 一博  (株式会社 大永建設 代表取締役)
副会長
竹内 仁   (株式会社 クリエイト住宅 代表取締役)